リピ客あふれるMJSP整体と私らしい接客術スクール代表の野上智結(のがみともみ)です。
整体師として開業するとき、やっぱり気になるのは年収ですよね。
ボランティアで開業するわけじゃありませんから、ちゃんと生活できていけるかが重要です。
私も整体師として開業した当初は不安でしかたなかったですよ~。
ぶっちゃけ開業しても経営に失敗すれば、勤務している整体師のほうが年収が高かったりしますから。
そこで今回は
- 雇われ整体師と開業した整体師の平均年収
- 雇われ整体師と開業した整体師がそれぞれ年収を上げるポイント
- 整体師が開業するメリットやデメリット
について解説していきます。
この記事を読めば、開業している整体師と勤務している整体師の年収事情がわかりますよ。
あなたが整体師として開業に踏み切るときの参考になれば嬉しいです。
目次
雇われ整体師の平均年収を働き方別で紹介
まずは雇われ整体師にどれくらい平均年収があるかを、働き方ごとにご紹介します。雇われ整体師は
- アルバイト
- 正社員
- 派遣
- 業務委託
整体師が活躍する場も
- 整体院
- 接骨院や整骨院
- カイロプラクティック院
- リラクゼーションサロン
- スポーツジム
- 介護・福祉施設
これは
- 働く場所
- 年齢
- 雇用形態
特にアルバイトと正社員では、かなり年収に差が出ますよ~。
なので、よほどの理由がない限りは正社員として店長までステップアップするのがおすすめです。
アルバイト
アルバイトでの整体師の平均時給は800円~1200円と幅があります。これは地域や年齢、経験や資格の有無などが影響してくるんです。
ただ、整体師は人手不足の傾向がありますから、最近はもっと高く時給が設定されている整体院も増えています。
時給が高いと年収が上がると飛びついてしまいがちですが、働く条件がブラックすぎないか事前にチェックしておきましょうね。
もちろん整体施術に活かせる資格があれば年収アップしやすくなります。
正社員
正社員として働く整体師は、平均年収が300万円ほど(月収30万円前後)が多いです。これもアルバイトと同じように、働く場所や年齢などが影響します。
新人の整体師だと、だいたい年収200万円前後(月収18万円前後)が多いですね。
なので、一般的な新卒サラリーマンとあんまり変わらないくらいです。
ただし整体関連の学校を卒業していると、月収20万円超からスタートする場合もあります。
しかも資格をもっていると、月収25万円超からスタートする場合もあるんです。
さらに歩合給なら、しっかりリピーターを獲得すれば年収500万~600万円もじゅうぶん目指せるんですよ。
店長クラス
勤務している整体師が正社員としてステップアップし、店長クラスになると年収は400万円前後になることが多いです。実は整体師は、店長にも歩合給が発生します。
なのでしっかりリピーターがいる場合は、年収500万~600万円以上になることもありますよ。
雇われ整体師の基本給・手当・ボーナスや歩合給はどれくらい?
では実際、雇われ整体師の基本給や手当、ボーナスや歩合給の事情はどうなのでしょうか。勤務している整体師の基本給は幅があります。
これは新人と店長クラスで年収に大きな差があるからですね。
働く場所や雇用形態、経験によっても幅が出ますから。
さきほどお話した新人整体師の月収をベースにして考えると、手当だけで5万円前後は変わってきますね。
雇われ整体師の手当
これは勤務先によって変わります。- 整体関連の学校を卒業している
- 施術に活かせる資格がある
- 整体師としての経験
- 役職
- 指名料
雇われ整体師のボーナス
実は整体師の勤務先では、ボーナスはあまりありません。勤務先によってはありますが、すべてがボーナス制度を取り入れているわけではないんですよね~。
雇われ整体師の歩合給
歩合給も勤務先によって違うので、一概に言えません。でも間違いなく言えることは、歩合給が増えれば確実に年収は上がるということですね。
あなた個人にリピーターが獲得できればできるほど年収は上がっていくのです。
整体師として収入を上げるポイント
ここまで読んだら、整体師として収入を上げるポイントがわかってきましたかね。整体師が年収を上げるには
- 整体の施術で活かせる資格をもっておく
- 歩合給を交渉してしっかりリピーターをつけておく
- 整体師として独立して開業する
これら3つがポイントになってきます。
もちろん正社員として店長レベルになると年収は上がります。
ですが、そんなにすぐには難しいんです。
勤務先によっては年功序列なところもありますし、それならもっと近道して年収を上げたいですよね。
①資格
整体師は、資格があれば資格手当で年収アップすることが多いです。多少の幅はありますが、1つの資格で1万円から資格手当がつくことが多いからです。
国家資格としては
- 柔道整復師
- 鍼灸師
- あん摩マッサージ指圧師
整体師だけでは許可されない治療行為ができるので、施術の幅が広がります。
②歩合給を交渉する
さきほどお話したように、整体師の勤務先はボーナス制度を取り入れているところはあまりありません。これは歩合給制度を取り入れていることが多いからです。
なので歩合給の割合を増やす交渉をすれば、年収は上がりやすくなります。
- リピーターが多い
- 自費メニューを施している
なので歩合給の割合を増やすなら、まず整体技術と接客力を磨きましょう。
どちらかだけを磨いてもリピーターはつきません。
独立までは考えていなくても、歩合給を上げることで確実に年収は上がりますよ。
③独立して開業する
年収アップのために動いても、勤務している整体師は年収600万円が限界だといわれています。なので、もっと年収を上げたいなら整体師として独立して開業しましょう。
収入は完全にあなたの力量にかかってきますから、経営に失敗しなければ年収1000万円以上もあり得ます。
経営の知識などは必要になりますが、それをクリアすれば、あとはいくらでも上を目指せますからね。
整体師が開業したあとの平均年収は?
整体師が思いきって開業したら、平均年収はどれくらいなのでしょうか。開業すると、収入はあなたの力量しだいになります。
なので、開業した整体師の年収にはかなり幅がありますよ。
たとえば1日8人を1人あたり5000円で25日間施術すると、月収100万円になります。
日によってアップダウンがありますから、平均年収はだいたい300万~800万円ですかね~。
経営がうまくいけば年収1000万円以上になることもあります。
でも失敗すれば、勤務していたときよりも低い年収になる場合もあるんですよ。
あとは経営する人数や施術単価でもまた変わってきますね。
経営がかなり軌道に乗っているとして
- 施術するのはあなただけの整体サロンなら1200万円前後
- 施術単価を上げて2000万円前後
- 経営者として施術人数とサロン数を増やせばそれ以上
開業は整体技術の勉強だけでは済みません。
経営失敗のリスクもあります。
これを踏まえて、年収を上げるためにチャレンジしたいなら、独立開業は際限がないのでおすすめですよ。
ただし安定した収入を優先するなら、勤務しながら店長クラスを目指すのがベターです。
整体師が開業するメリットとデメリット
ではあらためて、整体師が開業するメリットとデメリットを整理しておきましょう。独立開業はハイリスクハイリターンです。
勤務していたときよりも年収が下がってしまう整体師もいれば、はるかに年収アップする人もいるのが実情です。
開業するメリットとデメリットを理解して、あなたがどちらに向いているか判断材料にしてくださいね。
メリット
すべて自分の裁量でできます。- 整体サロンのコンセプト
- 付き合っていきたいお客さまを決めるためのターゲット
- 施術メニュー
他の従業員と一緒に働かなくてもいいので、マイペースに働けます。
もちろん、人を雇ったり共同経営したりも可能です。
働く場所も好きなところを選べます。
年収アップを際限なく目指せるのも魅力ですね。
デメリット
整体サロンの経営に失敗すれば、収入がゼロどころかマイナスになる場合もあります。また、いくら整体技術や接客が素晴らしくても、経営の知識がなければサロン経営やっていけません。
勉強の幅が広がるというわけですね。
そういう意味ではメリットともいえますかね~。
あとは開業資金として初期費用がけっこうかかるということも忘れちゃいけません。
初期費用を節約する方法はありますが、最低限の資金は必要になってくるんです。
(整体サロンの開業資金についての詳細はコチラを読んでみてくださいね。)
開業手続きの届け出書類もたくさんあるので、ふわふわした憧れだけでの開業は、正直厳しくなりやすいですよ。
整体師が開業するときに儲かるためのポイント
整体師が開業するときに儲かるポイントはあるのでしょうか。収入がゼロか100という開業の整体師。
どうせなら生活の心配なく経営したいですよね。
整体の技術や接客力を伸ばすことは、もちろん大切です。
これが根本的なものですからね。
でもそれだけじゃ、ちょっと惜しい!
整体師が開業して儲かるためには
- 集客力を上げる
- 整体サロンのウリをもつ
- 整体サロンとは別の事業も組み込む
という3つのポイントがあるんですよ。
①集客力
整体サロンの集客力を上げるためには、リピート率を上げましょう。私のスクールでは、もう何度もお伝えしています。
- 整体サロンの売上を安定させるため
- 時間や労力をかけなくても集客できるため
そのためには、まずはあなたが今後お付き合いしていくターゲットを決めることから始めましょう。
それによってアプローチの方法が変わってきますからね。
集客力を上げる詳細はコチラの記事に書いてありますので、ぜひ参考にしてください。
②ウリ
あなたのサロンが「うちは〇〇屋です!」と即答できるようなウリをもつことが必要です。他店と差別化するためには、あなただけのウリが重要になってきます。
整体の技術や知識だけでなく
- 細やかな気配り
- 親しまれる人柄
- 客観的に物事を見れる視野
売れっ子セラピストには必ずウリがあります。
これについてもコチラに書いてあるので、読んでみてくださいね。
③別の事業も組み込む
整体サロンでのサービスの幅を広げるために、別の事業を組み込むことも視野に入れるといいですね。他店と差別化もできますし、整体施術の効果アップを狙えるからです。
たとえば
- 日常生活をもっとラクに送れるように
- 美容につながるように
- スポーツがしやすい身体を目指すために
別事業のメリット
でも体質改善すると、整体サロンに長く通ってもらえなくなるのでは?
たしかにそう考えがちです。
でもお医者さんに行って、なかなか症状がよくならないA院と、すぐ症状がよくなるB院があれば、迷わずこれからもB院に行きたくなりませんか?
整体サロンも同じです。
整体サロンに行かなくてもいい身体づくりをサポートすれば、結果的には評判がよくなって集客につながるんです。
物販も効果あり
- 整体の施術と組み合わせることで相乗効果が得られるもの
- 自分が使っていて効果が実感できるもの
骨盤ベルトやドリンクなどですね。
利益を上げるためというよりも、本当におすすめしたいものを販売することが大切です。
私も出張整体のときに、お客さまの症状によってはぬかカイロをおすすめして販売しています。
試しに施術のときに使ってもらってから購入を決めてもらっていますよ。
野上のぬかカイロの場合は
- 身体を温めて血流をよくすると施術効果が高まる
- 比較的安くて繰り返し使える
- 使い方や保存方法が簡単
整体師が開業した年収は?雇われ整体師の平均年収から開業で儲かるためのポイントのまとめ
ここまで、開業した整体師と雇われ整体師の平均年収から、開業で儲かるためのポイントを解説してきました。- 勤務している整体師は歩合給や資格手当などで年収が大きく変わってくる
- 店長クラスになるとさらに年収は上がる
- 開業した整体師は経営がうまくいけば年収1000万円以上もあり得る
- 経営に失敗すれば開業よりも勤務している整体師のほうが年収が高い場合もある
- 整体師として開業するなら儲かるポイントをしっかり理解しておく必要がある
- メリットとデメリットを理解して自分に合った働き方を選ぶことが整体師として年収を上げるポイント
勤務しながらの整体師として歩んでいくか、開業するかはあなたしだい。
どちらにもメリットとデメリットはあります。
でもどちらにも共通しているのは、お客さまのお身体をラクにしてさしあげたい想い。
- 整体師として独立開業を目指したい
- 開業まではいかなくても他人と差をつけたい
野上のスクールでは、どちらの希望も叶います。
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