プロフェッショナルセラピスト養成スクール代表の野上智結(のがみともみ)です。
バスケットをしている息子は、突き指はしょっちゅう。
症状をみて調整すると、「痛くない!」と喜んでくれて、このときばかりは尊敬の眼差しで見てくれます。
こんな時、整体師で良かったと心底思いますね(笑)。
息子の突き指は、その時によって関節も程度も違いますから、施術法も変わります。
ということで、今日は「症状に合わせた施術をする秘訣」をお伝えしますね!
カウンセリングの時に、「こった」「張った」「だるい」「痛い」などの主訴の感じ方をお客様は教えてくれます。
でも、それはお客様が感じた主観です。
あなたは、お客様の主観が合っているか、どうやって確認していますか?
私は、
/
主訴の状態を始めの軽擦で確認
\
しています。
つまり、お客様が感じている状態と、体の症状が合っているかを施術始めに確認しているのです。
具体的に「コリ」「ハリ」「むくみ」の3つに分けて説明しますね。
◆カチカチなコリ◆
軽擦での感じ方は、表面は普通で奥に硬さがあります。
母指圧を多くし、大小あるコリを丁寧に圧していきます。
カチカチすぎて痛い場合は、軽擦で表面の温度を上げ緩めてから、母指圧の面を広くして、鋭い圧にならないよう気をつけましょう。
◆パンパンなハリ◆
軽擦では、表面からパンパン、奥の硬さはお客様によって変わります。
表面のパンパンなハリをほぐすことから始めましょう。
手根や前腕を使って揉捏で表面をほぐします。
その後、奥の硬さがコリが強ければ母指圧を。
ハリが強ければ、母指や四指を使って揉捏や強擦で筋肉の弾力を回復させます。
◆ブヨブヨなむくみ◆
軽擦では、表面はブヨブヨ、奥も比較的ブヨブヨした硬さが多い印象です。
リンパの流れを良くするように、軽擦や揉捏を繰り返しましょう。
奥の硬さに対して、母指圧は点圧ではなく、母指揉捏のほうが効果的です。
同じマニュアルをするにしても、状態にあった手技を選ぶことで、ほぐれやすさが変わります。
ハリが強い人に母指圧をしても痛がるだけです。
逆に、コリが強い人に揉捏しても物足りません。
施術始めの軽擦で、表面と奥の硬さを感じてくださいね!
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プロフェッショナルセラピストになるための10の秘訣
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