プロフェッショナルセラピスト養成スクール代表の野上智結(のがみともみ)です。
先週から「よいお年を」とあいさつすることが増えてきました。
30日まで予約があるので、気分的にはまだまだ先のことのように感じています(^^;)
さて、今日は疲れ切っているお客様に対して、やってはいけない施術についてお届けします。
疲れすぎているお客様にはどう施術すればいい?
年末に向けて忙しくなり、仕事の疲れやストレス、睡眠不足のお客様が増えるこの季節。
疲れているからほぐしてあげたいと思って、強めにしっかり施術していませんか。
良かれと思った強い刺激の施術は、その場はスッキリしても効果は長続きしません。
お掃除に例えて解説しますね。
お部屋が足の踏み場もないくらい散らかっているとします。
この状態で、断捨離をしようとすると時間がかかってしまいます。
1日で終わらないかもしれませんよね(^^;)
けれども、見た目をきれいに整えるのなら
- 散らかったものをいったんクローゼットにしまう
- 荷物を端に寄せる
体も同じなのです。
疲れがたまりすぎている(散らかりすぎている)と、好調をキープする(断捨離で隅々まできれいにする)には時間がかかります。
お客様が忙しすぎて余裕がないなら、まずは余裕を作る(見た目を整える)施術を意識してみましょう。
もちろん、お客様の目的を聞いて対応してくださいね。
施術の具体例をご紹介
先日のお客様が、まさにこの疲れ切った状態でした。
いつも忙しく、肩や頚のコリ、頭痛が主訴で、強めの施術がお好みのお客様。
しかし今回は、次から次へやることがあり、睡眠時間を削って対応していたため、顔色は悪く、施術が始まってすぐに寝息を立てておられました。
体を触ると、まるで綱渡りをして一瞬でも気を抜いたら落ちてしまうのではないか、というような緊張感ではりめぐらされています。
この忙しさは年末まで続くと言い、例えで言うなら、綱渡りから降りてもまた上ってしまうのだろうと予測。
それならば、緊張感は残しておきつつ、無駄な力をとってリラックスできるような施術プランを立てました。
具体的には
- 強さはいつもより弱く
- 鋭い刺激にならないようマイルドに
- 特にコリはじっくりと長めに
緊張が強い状態で頚や頭の刺激を多くすると、のぼせが出やすいもの。
足のめぐりを出すように下肢は軽く早い点圧と、大きな面の軽擦を繰り返し行いました。
施術後は、顔色が良くなり、呼吸もとても深くできるようになっていました。
お客様には、説明の後
と言っていただきました!
いかがですか?
疲れすぎている時には、体と心に【余裕】を与える施術を意識すると、どんな症状にも合わせることができる対応力でお客様の満足度が高まりますよ!
ぜひお試しくださいね。
【セラピストのはなし場】のお知らせ
来年は、より多くのセラピストの皆さんとお話できる機会を作りたいと思っています。
というのは、あるセラピストさんからの一言がきっかけでした。
施術でも接客でも、ちょっとしたことを相談できるところってなかなかないんですよね。
お店のスタッフに言っても愚痴みたいに思われちゃうし。
他の人だったらどんなふうにするんだろうって聞いてみたいな。
お店のスタッフに言っても愚痴みたいに思われちゃうし。
他の人だったらどんなふうにするんだろうって聞いてみたいな。
確かに、スクールやセミナーでノウハウやテクニックは学んでも、日々のちょっとした悩みを共有できる場が少ないと思いました。
そこで【セラピストのはなし場】をオンラインで開催しようと思っています。
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動きやすくなってるし、楽になったわ〜