「もっと強く」に隠れた本当の意味

こんにちは
開業１年生整体師さんの体質別分析整体と店舗なし開業スクール代表の野上智結(のがみともみ)です。

1 「もっと強く」に隠れた本当の意味
2 「もっと強く」は違和感のあらわれ
3 「もっと強く」のニーズに応えよう
4 「もっと強く」と言われたときの対策まとめ。
5 サロンを満席にするリピーター作りと店舗を持たない開業を学ぶスクールがスタートします
6 公式LINE始めました。

お客様から「もっと強く」と言われたことはありますか？

本当に強さが足りていなかったのですかね？？

「もっと強く」という言葉にはどんな要望が隠れているのでしょうか。

本当に強さが足りないのかもしれません。

でも、それだけではないと思います。

強くと希望するお客様の意図を考えてみましょう。

「もっと強く」は違和感のあらわれ

体の状態、どんなつらさなのか、どんな痛みなのかって言葉にすることは、私たち整体師・セラピストだって難しいです。

だとすると、お客様はもっと少なくって、強さの説明は「痛い」「強い」「弱い」を言われることが多いです。

人は、見えないもの、知らないものについて説明するのはとっても難しいんです。

お客様が「もっと強く」というとき、施術に対して何らかの違和感を感じています。

でも、それがなんなのかは言えない。

「もっと強く」は、お客様の本心ではないと思って、ニーズを探ることが大切です！

施術の違和感は、強さやコリが違う、コリへの響きがない、丁寧に、もっとゆっくり、やってほしいところが違うなどなどです。

この違和感をはっきり言える人はいません。

日本人は奥ゆかしく、「一生懸命にやっているのに言うのは悪い」と思ったりで正直には言いません。

ニーズに応えることができたらお客様のあなたへの信頼はアップしますよね(^^)

「もっと強く」のニーズに応えよう

「もっと強く」というお客様のニーズとして、

1.本当に強さが足りない。

2.押してほしいコリと違う

3.手の当たりが好みと違う

などが考えられます。

順番に説明しますね。

本当に強さが足りない

2つの技術の問題点が考えられます。

手技の見直しが必要な場合。

指の当て方や体の使い方があっていないことが多いです。

腕力で押そうとすると、体の表面に刺激が入ってしまいもみ返しを起こしてしまいます。

まずはあなたの体や手の形にあった使い方を変えましょう。

どのくらい強く押したら効いているかがわからない場合。

お客様のコリやハリに対して、どの程度の強さで押したら効いているかがわからないと、「強く」と言われると必要以上に強くしてしまう危険性もあるし、そもそもお客様の適度な強さのコントロールができていません。

施術経験が浅い人に多いのですが、経験を積めばできるものではありません。

強さをコントロールできるようになると変わってきますよ。

押してほしいコリと違う

「もっと強く」というお客さまの多くは、押してほしいコリと違うことを「もっと強く」と言っているのではないかと思います。

強く押してもらえば、「効く〜！」ってなると思っているんです。

コリが違えばいくら同じコリを強く押しても、「効く〜！」とはなりませんよね。

「効く〜！」コリのポイントは、定番があります。

誰でも効くコリってやつです。

コリのポイントが分かって真芯でコリを押せるようになると、強さは全く必要ではありません。

人差し指で押しても効きます。

要は、押してほしいコリと違うときは力でやろうとしても逆効果です。

北風と太陽の物語と一緒。

力で攻めるのではなく、コリの当て方の精度を高めましょう。

手の当たりの好みが違う

お客様はうまくいえないけれど、「ここをこんなふうに押してほしいな」、「最初はここをやってほしいな」と理想を持ってます。

日本のカレーが食べたいなと思っていたのに、出てきたカレーは本格的なスパイスカレーだったら、同じカレーでもなんかがっかりしません？(笑)

それと一緒。

お客様は言わないけれど、思っていたマッサージとなにか違うのです。

技術的には、手の触れ方のバリエーションを増やすことで解決です。

もう一つは、接客トークで施術の順番や、やってほしいところを聞き出すトークテクニックを磨くことで安心して受けてもらえます。

「もっと強く」と言われたときの対策まとめ。

いかがですか？

「もっと強く」というお客様は、本当に強くしてほしいだけではありません。

押してほしいコリを的確に押してほしくて、つらい体が楽になりたいのです。

お客様の体に負担がないような強さで押せるような技術

コリを真芯で押せる指の感覚の精度を上げる

お客様が不満を感じていることにすぐに気付ける察知能力

お客様が安心して受けられるような接客トーク

「もっと強く」と言ってもらえたときは、チャンスでもあるんですよ。

だって、お客様の満足度を上げられる、ニーズに応えられるヒントをもらったんですから(^^)

具体的な方法を知りたい方は、スクールでタイプ別に学ぶことができますよ！

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